2014年4月4日金曜日

Nam bit tet 皿うどん

今日は、ハノイ旧市街にある、ローカルレストランで売っている、皿うどんをご紹介します。

皿うどんって、あの皿うどん?
そうです。皆さんが頭に思い描く、あの皿うどんです。別名「固焼きそば」とも言います。あるもんなんです、ベトナムにも。

今回ご紹介するお店は、もともとステーキが有名なレストランということで知人に紹介され、足を運んだわけなのですが、個人的にはステーキよりも皿うどんのほうが気にいった、という経緯があります。

写真を見て分かるとおり、普通にローカルのお店です。とにかく人でにぎわっており、旧市街ということもあって、欧米系の方々も来てました。




ということで、適当に陣取ってから、皿うどんを注文してみました。商品が運ばれてくる人相手に、靴磨きの少年や、ガム売りの少年、栗売りのおっさんなど、おなじみの人がひっきりなしにやってきます。




そんなこんなで、商品到着です。毎度の事なのですが、日本では野菜ではなく、「草」に分類される植物と、きゅうりのお漬物風きゅうりも、セットです。フォーに草を入れて食べるなら分かりますが、皿うどんに草って、なんだかおかしな気もします。




クオリティとしては、どこかで見たことのある、皿うどんそのまんまです。日本だと、あんかけ部分の具材が、海老やらイカやら立ったりするのですが、ここはシンプルに3種類です。ベトナムでは、このタイプのあんかけをよく見かけます。

また、皿うどんって、ふと麺と細めんと2種類あると思いますが、今回は細めんが使用されています。




で、気になるお味なんですが、見た目からは想像もできないくらい、あっさりしており、ゴテゴテしてないため、非常に食べやすいです。

ただ、日本だとあんかけを作る際、しっかりとダシをとって作ってるのですが、ベトナム版はやっぱりダシが薄いので、味が浅いと感じました。これはこれでうまいと思いますが、やっぱり日本のあんかけにはかないません。




麺は、本気で皿うどんです。どこかで食べたことのある皿うどんそのまんまです。また、あんかけが日本ほど多過ぎないのと、水っぽくないので、最後のほうまでパリパリ感が維持されてます。

ベトナムでも食べられる皿うどん。以前から、その存在は聞いており、色々なお店でさがしてはいたのですが、なかなか見つけることが出来ませんでした。


そういう意味で、このお店は、案外貴重なのかもしれません。

皿うどん、ベトナム名「mi gion」で、価格は50,000ドン。長崎県民の方を中心に、是非。



レストラン名 Nam bit tet
住所 20 Hang Giay, Quan Hoan Kiem
営業時間 不明。とりあえず、夕方6時以降なら開いてると思います。



ハノイ太郎








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