頂泰豊 小籠包

今日は、中華料理な気分です。中華料理といえば、餃子やらチャーハンやら、色々浮かびますが、その中でも、ハノイではあまり見かけることのない、小籠包をご紹介したいと思います。

小籠包って何だったっけ？って人がいるかもしれませんので、一応ご紹介しますと、要は、小型の肉まんを蒸して、食べるときに肉汁がジュワっと出てくる、それはもう、男のパラダイスな料理です。かなりアツアツなので、猫舌の人は要注意です。

今回のレストランは、比較的有名なレストランですので、知ってる人も多いかもしれません。ただ、小籠包がうまいということを知ってる人は、案外少ないような感じです。私の周りでは。

このお店、実は、中華料理ではなく台湾料理レストランらしく、メニューがほかの中華料理の店とは、ほんの少し異なります。店内は、2階建て。1階には普通のテーブルで、2階はぐるぐる回るテーブルがあります。今回は、1階です。

全体的には、やたらとおいしそうなので、どれから手を付けていいのやら困りますが、小籠包は、確実にお勧めです。

ということで、今回は小籠包を含めて、3種類注文してみました。あと、冷たいお茶などを注文することも出来ますが、熱いお茶は無料でもらえます。ただ、コップがやたらと小さいので、なくなったら入れてもらう、という感じです。

そうこうしてるうちに、ハノイ中華料理系でおなじみ、３種盛りが届きました。

どこの中華料理系にいっても出てくる3種盛り、高菜の炒め物と、ピーナッツの炒め物。あとは、料理に振り掛けるであろう、にんにくと唐辛子です。

ピーナッツについては、予想できる味なのですが、高菜は初めて食べる人には予想と違う味が待っています。日本のように醤油ベースな味ではなく、とりあえず甘い感じです。うまいかまずいかは人それぞれですが、個人的には、んー。という感じです。

さて、小籠包の登場です。

見た目ではホクホクアツアツ感が伝わってきませんが、実はめちゃくちゃおいしいです。タレにつけた小籠包をレンゲに乗せ、中の汁がレンゲに残るように食べる（らしい）のですが、これまたジューシーで、中の肉汁がうまいのなんの。肉汁だけでグビグビいけそうです。

続いて、餃子です。

写真をとる前に、食べちゃったので、2個減ってます。そのくらいおいしいです。餃子の王将と比べると、ジャンルが違うのでなんともいえませんが、価格など総合すると、かなり評価は高めといえます。

最後に、パンです。揚げパン、蒸しパンを練乳につけて食べます。これまたちょうどいいサイズで、とてもおいしく仕上がっています。お子さんなんかお勧めです。

ほかにもおいしそうな料理が目白押しなので、是非お勧めなこのお店。

小籠包は40000ドン。餃子は60000ドン。パンは50,000ドン。とてもリーズナブル。中華料理より台湾料理だ！という方は、是非。

Ｐ．Ｓ　メニューの中に、焼きそばらしき料理がありますが、しゃれにならない不味さなので、ご注意ください。

「メニュー度　５」
メニューの写真、どれを見てもおいしそうです。ただ、いろいろ「品切れです」という状況があります。ま、ハノイじゃよくあることです。

「店員さん度　２」
ちょっと表情が冷たいです。特に、チャイナドレスを着た女性ほど、冷たいです。ただ、お茶がなくなると、お茶を入れに来てくれるので、いい人なのだと思います。

レストラン名　頂泰豊（りんたいふぉん）

住所　86 Hoang Ngan, Trung Hoa, Cau Giay

営業時間　不明。とりあえず、昼間と、夕方以降なら開いてると思います。

場所が分かりにくいというご意見がございましたので、地図を添付しておきます。

どちらかというと、「Le Van Luong」沿いです。

ハノイ太郎