このお店、できてから1年以上はたつはずが、日本人向けには宣伝公告等、やってないと思いますので、お店の存在を知っている人は、それほど多くはないんじゃないでしょうか。
このあおぞら、お好み焼きをはじめとして、焼きそばやチャーハン、おすし、その他、居酒屋系なお料理がいろいろあるのですが、オーナーは(たぶん)ベトナム人。日本クオリティを出せる種族ではないので、ま、個性に期待です。
あと今回は、お好み焼きにフォーカスします。
1階がお好み焼きを焼いてくれる調理場で、半路面上に、ベトナムおなじみの椅子と机があります。目の前には湖があるのですが、同時にゴミ捨て場もあるので、基本は2階がお勧めです。
2階は、普通のテーブル席です。
1階で焼いてくれたお好み焼きやチャーハンなどが、2階に運ばれる感じです。
写真で見ると、がんばって日本を表現してるのですが、実際は、ローカルテイスト満載です。ただ、時々萌え度の高い店員さんが焼いてたりするので、むしろそこが重要ではないかと思います。
2階のテーブル席には、各テーブルごとに板がハメ込んであります。
板をはずすと、鉄板が出てきて、自分で焼けちゃう。なんて期待をさせつつ、中は空っぽです。
お好み焼きは、35000ドン。トッピングを加えることにより、多少値段が上がります。
メニューとしては主に2種類。「広島風お好み焼き」と「大阪風お好み焼き」があります。
広島風お好み焼きは、卵やら何やらいろいろ入ってるのですが、コストが割高なせいで、ちょっと量が少ない気がします。
大阪風お好み焼きは、キャベツやら何やらが入っていて、比較的分厚めです。ということで、今回はおなかがすいていたので、大阪風を注文してみました。
また、トッピングに「チャーハン」と「麺」もお願いしました。
で、待つこと10分。
お好み焼きの下には、チャーハンと焼きそばが敷いてあります。よって、分厚さが4~5センチにもなるため、量については申し分ないと思います。
で、問題の味についてですが、まずファーストインパクトとしては、「ぬるい」です。ヌルヌルしてるって意味ではなく、アツアツじゃないってことです。
次にソース。日本では、確実に出会うことのできないソースが使用されています。まさに、未知のソースといえるかもしれません。
ベトナム人的に試行錯誤を重ね、いろいろ調合した結果なんだと思いますが、実はこのソース、案外ウマイです。
なんだったら、この店のチャーハンは、このソースを絡めて作るので、実は結構ウマかったりします。
ただ、「結構ウマイということ=日本のソースと同レベル」ってわけじゃありません。当然、日本のソースのほうがうまいですし、クオリティも高いです。
単純にお好み焼きって考えるよりは、別の料理って考えたほうがいいかもしれません。
気になるお値段ですが、大阪風お好み焼き+トッピングのチャーハン・麺、合計 60000ドン。一応お好み焼きですので、キャベツたっぷりです。とてもリーズナブルなので、ビタミン不足を感じたら、是非。
レストラン名 あおぞら
住所 23A, ngo158, Ngoc Ha(Ngoc Ha 湖の周辺)
営業時間 11:00 - 14:00, 17:00 - 22:00
ハノイ太郎
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