最近は、気温29度~40度のあたりを行ったり来たりしており、湿気も伴って、シャレにならない暑さです。日本の大阪では、気温14度~26度を行ったり来たりしてることから考えると、暑い日が大好きな人にとっては、まさに天国といえるでしょう。
こんな暑い日は、食欲がわかないので、そうめんでも食べたい今日この頃。
ということで、今回は、そうめんによく似た外観を持つ、ブンチャーをご紹介いたします。
もっとも、ベトナムにすむ日本人にとって、ブンチャーなどありふれた料理。いまさら珍しくもなんともありません。
そこで今回は、ガイドブックやインターネットで非常に有名なお店、「Dac Kim(ダックキム)」で、ブンチャーを頼んでみました。
Dac Kim は、ここハノイでもとにかく有名なお店で、地元のベトナム人はもちろん、海外旅行者や、ハノイ在住外国人が数多く訪れるお店です。
私自身、ハノイに住み始めたころに1回行ったっきりで、味ははっきり覚えていません。また、当時はブンチャーを食べなれていなかったため、味・価格それぞれについて、冷静な判断もできなかったと思います。
ブンチャーを食べなれた今、Dac Kim って実際どうなの?という観点から、調査したいと思います。
お店は、旧市街に位置しており、毎日なかなかの混雑っぷりです。外観・店内ともにド・ローカルなので、衛生面を求める方は、たぶんメシがまずくなる環境だと思います。
とりあえず、今回はブンチャーとネム(あげ春巻き)を注文しました。
まつこと10秒。料理が出てくる早さだけで言えば、おそらく世界を狙えるレベルじゃないでしょうか。
ということで、ブンチャーの要、ブンです。米が原材料のソーメン風な麺です。フォーを細くしただけってうわさがありますが、私もそう思います。
あげ春巻きです。ほとんどのベトナム人には、「盛り付け」という機能が備わっていないため、見た目は微妙です。アフリカ少数民族のように、葉っぱの上に食事が乗っけてある、という状況と大差ありません。お皿が使用されているだけ、まだマシでしょうか。
ということで、ブンチャーは、これに漬けて食べます。通称、ブンチャースープ。
日本人にとって、最初は違和感を感じるのですが、すぐに慣れて、一時期ブンチャーにはまる人も、数多くいます。
そんなこんなで、ブンチャーの味についてですが、結論から言いますと、まったくもって普通。お肉、ブン、スープ、すべてにおいて、そこらへんで食べるブンチャーと大差ありません。
ただ、肉やココナッツの皮などの量が、他の店に比べて、3倍くらい入っています。女性の方にとっては、おそらく食べきれない量じゃないかと思います。
あと、ネム(あげ春巻き)については、中身にお魚を使っているため、魚の香りがプーンと漂ってきます。ブンチャーが非常にボリュームがあるのと、この魚風味のおかげで、正直ネムは必要なかったと後悔できるクオリティです。
最後、お値段なのですが、ここ Dac Kim では、価格が人によって違うという噂をよく耳にします。やっぱり外国人になれていることと、旧市街にあることから、基本、ぼったくりモードなのかもしれません。
で、おばさんに価格を聞いたところ、全部で75000ドンでした。お肉が3倍くらい入っていることを考えると、たぶん、妥当な価格だと思います。
つまり、
ハノイで有名なブンチャーのお店「Dac Kim」は、量が3倍くらいなので、お値段も3倍くらい。
以上が、結論となります。
おなかがすいてしょうがない人には、是非お勧めなお見せです。
Dac Kim
1 Hang Hanh, Hoan Kiem, Ha Noi
1 Hang Hanh, Hoan Kiem, Ha Noi
ハノイ太郎
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