おかげで、夏バテってやつでしょうか、体力と気力が全然ありません。
こういうとき、スタミナをつけるって意味で、焼肉でもいけばいいのですが、悲しいかな庶民の財布には、気軽にオニクを食べるだけの体力もありません。
ってことで、今日は、ローカルな焼肉弁当のお店をご紹介いたします。
このお店、一見すると日本食を誤解しているベトナム人が「店、出しちゃった☆」という感じのお店に見えるのですが、実は、れっきとした日本人経営。
しかもオーナーは、日本で何十年もレストランでシェフをやっておられた、プロフェッショナルです。
ただ、悲しいかな、ハノイにこられてからいろいろ苦労されたみたいで、お店自体は普通のローカルな内装となっています。エアコンすらありません。
でも、プロフェッショナルなので、味には期待できそうです。
このお店、基本的には焼肉関連のお弁当を提供しているお店で、配達などもやっている、一見するとローカルと同じようなお店です。必然的に、店内で食べる料理も、焼肉関連弁当となります。
ということで、今日は「焼き豚」弁当を注文してみました。
オーナーのオヤジさんとビールで乾杯しながら、待つこと10分。
はい、見た目はド・ローカルです。お弁当の容器も非常に安っぽく、ベトナム人庶民の感じが漂っています。
で、お味のほうなんですが、実はめちゃくちゃうまいです。
ローカルの中ではうまい!などの部類ではなく、日本食としてうまい!って感じのうまさです。
あと、そうめんつゆなのですが、ベトナム人向けにアレンジされた、レモンタレって感じの、かつおだしのソーメンつゆとは、一味違います。ただ、これについては人によって好みがあるやもしれません。
スープは、一見普通のスープです。
ですが、一口飲んでみるとこれまたうまい!実はこのスープ、フランス料理の何とかってスープらしく、そりゃ旨いだろ、って言うのがうなずけます。
さて、気になるお値段は・・・・、なんと4万ドン。
価格までローカル価格です。なぜ、このクオリティでこの価格なのか。この料理でこのお店なのか。ていうか、せめてお皿に入れて出せば、もっと料理の高級感がでるのに、なぜプラスチックの弁当容器なのか。
突っ込みどころは満載ですが、ネタに飢えているひと、焼肉を食べるお金がない人など、ぜひお勧めです。
なお、場所が非常に微妙です。住所も紛らわしいので、お店を探す際はご注意を。
102 i17 Thai Ha moi, Dong Da, Ha Noi
ハノイ太郎
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