2015年3月1日日曜日

手羽先・たこ焼き等 まいどたこやき

さて、ベトナム人は、やたらと鳥が大好きです。

食事といえば、鳥。

もし、ベトナムの食卓から鳥と米がなくなれば、ほとんどのベトナム人が食料難に直面してしまうほど、鳥が大好きな国民です。

もちろん、鳥といっても、日本人おなじみのニワトリをはじめ、日本人になじみの無い鳥、そもそもベトナム人も知らないような鳥が、テーブルの上に並びます。

中でも、ニワトリなんかは、びっくりするほどの消費量です。きっと、無限に生息している地域があるに違いありません。

そんな中、またもやネタ的なお店を発見しちゃいました。

その名も、「ファーストフードジャパン、 毎度」。

旧市街の中にそのお店はあります。

実はこのお店、結論から言いますが、手羽先オブザイヤー 2015 の優勝候補にノミネートされました。(ハノイ国際手羽先評議会、回答)

今日は、そんな魅力たっぷりの、「毎度(maido)」さんへお邪魔しています。





店内はなかなかの省スペース。
ファーストフードと謳っているだけあって、カフェみたいな感じです。





メニューは、大きく分けて4種類。

タコやき、手羽先、揚げ物、そして石鹸。

まぁ、ベトナム人が作る日本食屋って、大体この3種類が中心なので、ネタ臭がする以外は、見た感じ、それほど大差はありません。





ということで、石鹸についてはスルーして、まずはたこ焼きから注文してみました。今回は、ネギマヨたこ焼きです。




むむ。。。ネギのボリュームで、たこ焼きが全然見えません。

てか、ハノイでネギマヨたこ焼きって、他で見たことがありません。その手があったか!という感じで、とても期待できます。




お好みで、七味をかけて食べます。

結論を言いますが、非常にウマイです。ぐっジョブです。

ハノイで食べるたこ焼きって、素人が作った、お金を出して食べるほどではないたこ焼きか、開き直ってベトナム人向けにアレンジした、丸いクレープみたいなたこ焼きがほとんどですが、このたこ焼きは、なかなかのクオリティです。ボリューム・味ともに問題ありません。

それ以前に、ネギとマヨネーズのインパクトがすごくて、味のごまかしが利いてて、たこ焼きにうるさい人でも、とてもおいしく食べられます。

ついでに、「タコせん」もありましたので、注文してみました。




ご存じない方がいるかもしれませんので、一応説明しますと、たこせんとは、スーパーなどに売っている「みりん焼きせんべい」に、たこ焼きをはさんだ、とてもジャンクフードな一品。お子様のおやつにもってこいなB級グルメです。



そのほかにも、みりん焼きにソースとマヨネーズを塗って、天カスをふりかけただけのおやつや、目玉焼きを乗せたおやつなど、(たぶん)全国的に有名なはずです。




まさかハノイでタコせんが食べられるとは思ってなかったんですが、結論を言いますと、せんべいがみりん焼きじゃないので、微妙でした。

みりん焼きの変わりに、ベトナムで売られている、同じような形のせんべいを使っていますが、味が全然違う。てか、どちらかというと、甘いクッキーのような感じなので、たこ焼きとの相性がちょっと微妙です。

やっぱ、タコせんって、みりん焼きじゃないと成立しないおやつだということを、痛感しました。誰か、みりん焼きを大量輸入して、上記のようなおやつを販売してほしいものです。


なお、タコせんは置いといて、たこ焼き自体は、そこいらのお店並み、あるいはそれ以上にうまいので、是非お勧めです。


次に、手羽先とから揚げを注文してみました。




まず、手羽先についてですが、結論を言いますと、めちゃくちゃウマイです。

もちろん、できたてのアツアツってこともあるのでしょうけど、他のお店でできたての手羽先を食べても、ここまでおいしいと感じたことはありませんでした。

まず、やわらかさが違う。お店の人に聞くと、本当かウソか、作り方が他とは違うらしく、日本で作り方を学んだそうです。ただ単に、手羽を揚げて味付けした、という感じではありません。

なお、手羽先といえば有名なのは名古屋ですが、ここの手羽先は、「宮崎風」らしいです。

てか、個人的には名古屋の手羽先がどんな感じか、よく知らないので、どっちだって良いです。とにかくウマイです。さすがは、鶏大国、ベトナムです。


次に、から揚げ。

ふつうは、から揚げといえば、もも肉だかなんだかを、粉をつけてあげる感じなのですが、ここのから揚げは、鶏のいろんな部位を揚げています。たとえるなら、ケンタッキーフライドチキンみたいな感じでしょうか。

ですが、これまた鶏がやわらかい。軟骨部分だって、ぽりぽり食べれちゃいます。圧力鍋なんて使ってないのに、このやわらかさ。なお、味付けは手羽先と同じなのですが、コレがまたウマイです。手羽先だけ別の料理として出していますが、この際、「鶏」っていう区分で良いんじゃないかと思えるくらい、いい感じに仕上がっています。




ということで、気になるお値段ですが、
たこ焼き(ネギマヨ)は、6個で45000ドン。
普通のたこ焼きであれば、6個で40000ドン。

手羽先・から揚げは、1個20000ドン。

手羽先・から揚げ・たこ焼き、すべて、
たくさん買えばちょっぴり安くなります。


ちなみにこのお店、奥野さんという名の、ベトナム人が経営するお店です。

若干、意味がわかりませんが、大阪に住んでたので、この味が出せるらしいです。話だけ聞くと、単なるネタっぽいですが、実際うまいので、ある意味納得です。




ということで、ネタを探してやってきた、「まいど(Maido)たこやき」さん。

「せっけんが売っている」という点と、カウンターの椅子が、ネジでとめてあるだけなので、グラグラしすぎ、という以外は、コレといったネタはありませんでした。




でも実は、本格的なクオリティだったという発見ができたので、ある意味よかったです。
今のところ、手羽先オブザイヤー2015、の優勝候補です。

手羽先を食べたくてどうしようもない方、是非お勧めです。



MAIDO(まいどたこ焼き)
43 Hang Buom - Hoang Kiem - Ha Noi



ハノイ太郎




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