その中で、やはり根強い人気を誇っているのが、和風スイーツ。みたらし団子やイチゴ大福、わらびもちなど、実に様々。
そんな和風スイーツの中で、ある意味、異色なスイーツといえば、たい焼きです。
アジ焼、ブリ焼、サバ焼、鮭焼などと書くと、普通、焼魚をイメージします。
ですが、たい焼きと書くと、どういうわけか、ほとんどの人は、スイーツを連想します。そうです。たい焼きは、本家焼き魚を上回る知名度として定着しているスイーツなわけです。
ということで、今日は、ハノイに新しくできた、たい焼きのお店に行ってきました。
その名も、キングたい焼き(king taiyaki)。直訳すると、たい焼きの王。
ネーミングセンスはともかく、ロゴマークが個人的にはかわいくて好きです。
お店の中は、いたって普通。たい焼きやさんということなので、もっとこじんまりした感じを予想してましたが、実際は、まぁまぁ広く、2階・3階と、飲食スペースがあります。
1階では、お姉さんがたい焼きを焼いていました。結構たくさん焼ける程度の充実せつび。日本の露天よりは、断然充実しています。
ちなみに、萌え率は、高いです。たぶん、顔で選んでます。
2階は吹き抜けになっており、2階のカウンターから、1階を見下ろすかんじで、優雅なひと時をすごすことができます。
2階の反対側には、これまた優雅なスペースがあります。たい焼きと、どういう関係があるかはわかりませんが、いろんな意味で、自然な空間です。マイナスイオン出てそうです。
で、3階。
外のマイナスイオンやらなんやらを感じながら、優雅なひとときが楽しめる空間です。
メニューを見ると、いろんなたい焼きがあります。
カスタードクリームたい焼き、抹茶たい焼き、マメクリームたい焼きなど。
その他、アップルパイや、チョコバナナ、ハムチーズ、牛ミンチ、パテなど。
メニューの右側には、「KEM CA(魚アイス)」という、日本より1歩進んだメニューもあります。
で、とりあえず「KEM TRUNG(カスタードクリームたい焼き)」を注文してみました。
なるほど。
想像してたのと違います。
ですが、食べてみるとびっくり。
旨いです。想像以上においしくて、びっくりしました。ただし、私たちの知ってるたい焼きじゃありません。
一言で言うなら、「パイ」です。
パイの中に、カスタードクリームが入ってる感じで、タイの型が押してある、という一品です。
よく見ると、パイ生地を2枚重ねて焼いていました。
その他、チョコバナナも食べてみましたが、これまた旨い。おいしいパイに、チョコバナナが入ってる、一見どこにでもありそうな、今までなかった一品でした。
そんな中、ドリンクで微妙なのがありました。
その名も、「Tra gao rang Nhat Ban」。直訳すると、ジャパニーズ米を煎じたお茶。
お店の人が、「にほんのオチャデスヨー」と勧めてきたので、日本でそんなお茶あったかな???と疑問に思いつつ、注文してみたのが、こちら。
なにもかも微妙ですが、目をつぶって飲めば、甘くて薄い緑茶。目を開けて飲めば、なんだかわからない飲み物。
しかも、底には謎の葉っぱと米を加工したのが沈んでました。よく振って飲んでみたら、口の中に進入してきて、異物感満載です。
ちなみに、オーナーはベトナム人らしいです。なるほどーと思いつつ、ほとんど残しちゃいました。
以上、キングたい焼きという名の、パイ専門店をご紹介しました。
てか、どうやらパイ専門店というか、2015年10月現在、日本で「クロワッサンたい焼き」なるものがはやっており、それをいち早く取り入れたお店が、このお店だそうです。日本人の友達から聞いたのかどうかはわかりませんが、日本での流行を、いち早く取り入れたお店と言う点で、素晴らしいといえます。
てか、どうやらパイ専門店というか、2015年10月現在、日本で「クロワッサンたい焼き」なるものがはやっており、それをいち早く取り入れたお店が、このお店だそうです。日本人の友達から聞いたのかどうかはわかりませんが、日本での流行を、いち早く取り入れたお店と言う点で、素晴らしいといえます。
家族連れ、カップルで、もちろん、おっさん一人でも、優雅なひと時が楽しめます。
皆様も、是非。
king taiyaki(キングたい焼き)
157 Giang Vo, Dong Da, Ha Noi
ハノイ太郎